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『それはベイトキャスティングロッドというには あまりにも云々(笑)』

ばんぱく

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 先日、多くの読者の方々から絶大な支持(笑)を受けた『インスタントフィッシャーマン』の記事において、『我がブログのNEWインスタントフィッシャーマンに関する知識・運用ノウハウは世界一ィィィ!』を自認する(笑)、ベイトキャスティングタックルフリークのためのの硬派ブログ『両軸愛者 ~引金派~』当ブログで紹介したところ、管理人のBONさんより、以下のような喜びのメッセージ(嘘)を頂きました

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BONさん、またまたネタに使ってすまんのぅ(^_^;)

 つー訳で今回は『両軸愛者 ~引金派~』繋がりネタ=ベイトキャスティングタックルネタということで、今から約三年前に一度当ブログで紹介した『マイノリティ?ベイトキャスティングロッド』でも、再度取り上げてみようかと


【ocean/TCX-TR04W 9'0】
《スペック》
●長さ:9フィート
●継ぎ数:2ピース(逆並継ぎ)
●適合ウェイト:30~80グラム
●適合ライン:10~20LB
●ガイド数:8個(オールハードロイ系ガイド/ブラッククロムメッキ処理スチール系フレーム?)
●パワー:ミディアムヘビー
●アクション:レギュラーファースト
●EVAグリップ採用


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 『ocean』という、ネットショップオリジナルオカッパリゲームでの使用を想定した『ロングベイトキャスティングロッド』です。ホームページ上の説明では、ランカーシーバスや青物、大型トラウトやサーモンをメインターゲットに想定して作ったロッドだそうで、国産メジャーロッドメーカーの製品では、殆ど見かけることがないスペックを有するマイノリティなブツですな

 全長9フィート(2.7m)、適合ルアーウェイト下限が30グラムと言うちと気違いじみたスペックからも分かるように、正に『それはベイトキャスティングロッドというにはあまりにも長すぎた。硬く、太く、重く、そして大雑把すぎた。それはまさにカーボンブランクスの塊だった』という某竜殺し的表現が相応しいロッドと言えましょう

 なお、ブランクス表面に強烈な負荷がかかった際の捻れを軽減させるために、何やら意味ありげにカーボンシートX状に巻かれています(某国産二大釣具メーカー(シ○ノ)ルアーロッドに採用されている『ハイパワーX構造』のパクリか?)

 パワー設定はミディアムヘビークラス。アクションはレギュラーファーストでかなりのトルクがあり、80グラム(3オンス近く)までのルアーフルキャストする事が可能です。反面、一般的なウェイトのルアーを投げるのには、まったく適しておらず(当たり前だが)、ここまで大物狙いに特化させた設計となると、もはや『ビッグベイト用ロッド』『マスキー用ロッド』と殆ど変わりません(爆)。一般的なサイズの魚はおそらく『瞬殺』ですナ(-_-;

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 各パーツガイドは、『フジ工業』のものではなく、どうやらオリジナルの物(チャイチャイ製か?)をすべて採用している模様。でなければ、実売価格4000円ちょっとでは販売できませんわな(笑)。限定モデルとして、使用しているガイドリング&ガイドフレームを『FUJIのSiCリング&ステンレスフレーム』に換装した『ハイエンドモデル』も存在します

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 採用されているガイドは一見SiCリング/ガンメタステンレスフレーム』を採用しているように見えますが、おそらく『ハードロイ系ガイドリング/ブラッククロムメッキを施したスチール系フレーム』ではないかと思われます
 まあ個人的にベイトキャスティングロッドによるキャスティングゲームPEラインを使うことはまずないと思われるので、それほど神経質にならなくてもさして問題にはならないかと

 因みにトップガイドを除いた7個ガイドフレームすべてに頑丈な『オールダブルフットガイド』を採用しているため、キャスティング時のライン絡みや大物とのやり取りで、ガイドがブランクスからもげるといったトラブルとは無縁そうです

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 リールシートはオリジナルのダウンロック方式のモノを採用していますが、やはり値段相応と言うかトリガー部分にパーティングラインやバリが若干残っていたりして、樹脂パーツの仕上げ精度がちと粗いですね~(´・ω・`)

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 グリップ部分には総合的に見て、一番無難なEVA素材を採用しており、グリップエンド金属パーツ硬質ゴムを組み合わせた耐久性を考慮したもの。デザイン自体もなかなかカッコいいです
 ただ・・・自重が215gというのは、ルアーロッドとしては若干重すぎるような気が(-.-;)。ロッドの長さを考慮するとタックルバランス的にABU5000番台前後に相当するベイトキャスティングリールと組み合わせて使いたいところですが、タックル重量が下手すると0.5キロ超になることを考えると、長時間振り続けるのはちょっと厳しいかも知れませんね~

 とにかく大物狙いに対応したブランクスパワーを最重視して設計されているため、使い道はある程度限定されそうですが、こういう安価な『ロングベイトキャスティングロッド』はなかなか売られていないので、チープな竿袋付きで実売価格4000円ちょっとなら、定価であっても比較的安い買い物じゃないですかね~

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最終更新日-0001-11-30
Posted byばんぱく

Comments 8

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BON  
喜びの声w

ネタで取り上げて貰えるなんて嬉しい限りですw

そのベイトロッド3本所持していましたw

ちなみに今でも現役だったりします

今みたいに9ftクラスが市場に選べるほどなかったので見つけた瞬間まとめて買いました

60近いマゴチにシーバスでも余裕でしたがこれ以下のサイズは掛かっても藻が絡んでるような感じですw

自分は重たい以外は特に不満はないですね

2013/05/22 (Wed) 23:46 | EDIT | REPLY |   
ばんぱく  

BONさん、おはこんばんちは。コメントありがとうございます

おお、流石は両軸愛者(笑)、このロッドを購入していましたか。自分は近所のTBでたしか2000円以下で購入したのですが(然も殆ど使われた形跡がない新古品)、値段の割にはかなり頑張っているベイトキャスティングロッドだと思います。重量を除いては(苦笑)
一般的な投げ釣りでの運用ならまったく問題ないのですが、長時間キャスティングを繰り返すルアーフィッシングだと、ちとしんどいですかねー

2013/05/23 (Thu) 06:14 | EDIT | REPLY |   
スティーヴ  
No title

このオーシャンのロッドはパクリハイパワーXの走りですね(笑)

私も所有しております。もちろん3オンス級のルアーを振り切れるようなガッチガチの竿じゃないです・・・

なんだかんだでトップガイドのクオリティーが微妙に高く、ぶっちゃけPEの使用も何ら問題ないはずです。
ただ、リアグリップ長が一般の7fクラスと同等と、短すぎで(´Д` )しかもリールシートはスペーサー噛まさないとグラつきますw

吊るしでは快適に使えないあたり、さすがチャイナクオリティーですね。。。

2013/05/23 (Thu) 10:36 | EDIT | REPLY |   
荒ぶる天パ  
No title

僕のライト&マクギル マグナムプラグと似たスペックですが、実際使うと全然違うでしょうし、
ホントどんな竿か一度振ってみたいですね~
9ftでもエンドグリップが短かったら、延長さして9.8ftとかにカスタムしたいです!!

でも、あくまでカタログスペックだけ見て、しっかり計測してるかも置いといて・・・
ウエイト表記に対しライン表記が小さすぎなので、トローリングを前提にしているのかな?
なんて思います。

いや~価格もステキですし、ほんと一度使ってみたいです!!

2013/05/23 (Thu) 13:15 | EDIT | REPLY |   
ばんぱく  

スティーヴさん、おはこんばんちは。コメントありがとうございます

えっ、スティーヴさんもこのロッド持っているんですか?もしかしてこのロッドって、ベイターの間では隠れたベストセラー商品なのか?(笑)
使われているパーツは確かに安物なんですが、その割には意外とモノ的に良かったりして、ガイドの取り付け方も思ったよりも丁寧なんですよね、このロッド

2013/05/24 (Fri) 06:13 | EDIT | REPLY |   
ばんぱく  

天パさん、おはこんばんちは。コメントありがとうございます

記事の中でも書きましたが、オカッパリからの青物を含めた大物狙いを想定したロングベイトキャスティングロッドです。オールダブルフットガイド仕様というのが個人的には評価高いですかね

5000円以下のロッドの割には、良くできている方だと思います。ただ…ガイドやリールシートを含めて、各パーツがオリジナルのモノ(おそらくチャイチャイ製)なので、耐久性に関しては使い込んでみないと何とも言えないですねー
ショップのホームページの実釣レポートには、このロッドを使って揚げた魚が何匹も掲載されているので、安いのはいいがいざ使ってみると使い物にはならなかった、と言うことはなさそうです

2013/05/24 (Fri) 06:25 | EDIT | REPLY |   
スティーヴ  
No title

もちろん所有しておりますよwTB中古2000円でした。竿袋はやたら脆いです・・・
ベイトショアロッド=ガチムチ系なイメージがモロに形になってしまったロッドですね・・・
もう少しだけブランクを細く、薄くして、一般のMクラス(ルアーwt~35g)ぐらいに仕上げればもっと普通の使い方ができたものを(笑)普段使うルアーを変えることなく、スピニングからベイトにコンバートするのも、いろんな発見があって面白いんですけどね。釣果も出やすいですし・・・


ちなみにバンジョーミノーもなぜか持ってます\(^o^)/
バスには使えそうですし、あのオリジナルリグはネコっぽい使い方もできそうです。
ラトルシステムとか、ウィードガードとか、地味に今のスタンダードを先どりしてるんですよね...

そして最近はダイレクトリールに目覚めてしまって(笑)マイノリティー一直線ですが、私もブログやってみようかな、なんて思い始めてしまうのが怖いとこです。

2013/05/24 (Fri) 10:37 | EDIT | REPLY |   
ばんぱく  

スティーヴさん、おはこんばんちは。コメントありがとうございます

おそらくですが、同ショップから出ているスピニングモデルとの棲み分けとか、同一ブランクスの流用とかいう大人の事情があってこういうゴッツイ仕様になったんじゃないかと(笑)

たしかにバンジョーミノーはシステム的には、時代を先取りしていたモノが多いですね。フックセットの仕方も独特ですし…

ダイレクトリール…自分も一台欲しいなぁと思っていた時代がありました(笑)。ただ…冷静に考えると使う機会が多分ないだろうなぁと思い直し、悪魔の誘惑を振り切りましたが(笑)
スティーヴさんがブログを開設するとエラくコアな内容のブログになりそうですね。ただ…言うは易し、行うは難しで継続させるのが一番難しいですぞん

2013/05/26 (Sun) 19:47 | EDIT | REPLY |   

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