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『銀河英雄伝説 第二章/自由惑星同盟編』観劇レポート

ばんぱく

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 つー訳で、先日の水曜日にみてきた『銀河英雄伝説 第二章/自由惑星同盟編』の感想文を徒然なるままに綴ってみたいと思います

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 因みにこの日、自分が座れた座席は幸運にも一階席ど真ん中の舞台から遠からず近からずと言った正にベストポジションな位置。あとこの日はDVD用映像撮影日とも開催スケジュールが重なっておりました

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さて、今回『銀河英雄伝説 第二章/自由惑星同盟編』を見た感想ですが、一言で言うなら

『河村隆一、大役のプレッシャーに耐えてよく頑張った!感動したっ!!』

って感じですかね(笑)

 観に行く前はあの『ヤン・ウェンリー』LUNA SEA(ルナシー)のヴォーカル、河村隆一氏が演じると聞いて、『何故にヤン・ウェンリー役が河村隆一なの?コレだと超ナルシストな『ヤン・ウェンリー』になってしまうんとちゃうん?』と漠然とした不安が、舞台を実際に見るまでは拭えなかった訳ですが

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 どうやらこの大役を演じるにあたり、何度も何度もOVA版銀河英雄伝説で同役を演じた故・富山敬氏の演技を相当研究してきたようで、話し方や会話での間の取り方、人物造型に於いて、ほぼ『富山敬版ヤン』の演技を完璧に近い形で踏襲していました(要するに悪く言えば、演技は『富山敬版ヤン』完全コピー(-_-;)

 でも、演者や演出家による独自解釈の人物像による『変なヤン・ウェンリー』を演じられるよりは遥かにマシな訳で、演者としての河村隆一氏のこの判断はこの役に関して言えば、個人的には『大正解』だったと思います(ちょっとやっぱりナルシストかなぁと感じられる演技がなかった訳でもないけどね(笑))

 これは『アレックス・キャゼルヌ役』天宮良氏にも言えることで、こちらもおそらくOVA版で同役を演じたキートン山田氏の演技を相当研究してきた様子が伺えました(特にこの二人の舞台中でのやりとりは、まんまOVA版銀河英雄伝説でのやりとりを彷彿とさせるものだったしね)

あと、個人的に『舞台での演技が光っていたなー』と感じたのは・・・

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・芯のある才女を演じさせたら定評のある、『ジェシカ・エドワーズ役』馬渕英俚可嬢
・案外ダークホース的な活躍?を見せた、『ジャン=ロベール・ラップ役』野久保直樹くん
・相変わらずの西岡徳馬節(笑)炸裂ながらも、やはり安心して演技を見ていられる『シドニー・シトレ役』西岡徳馬氏(おそらくアドリブだったであろう、ヤンに対して『君は30歳じゃなくて、42歳じゃなかったか?』という台詞には笑わせて貰いました(ヤンを演じた河村隆一氏の実年齢が42歳ということにかけたアドリブであると思われる))
・今回は端役ながらも片や燻し銀の重厚な演技、片や狂気を孕んだキレた演技でそれぞれの役を好演した、『アレクサンドル・ビュコック役』伊藤哲哉氏(何とこの役者さん、他に2役(ゼークトとパエッタ)も兼任)『アンドリュー・フォーク役』樋口夢折くんの両名


 特に馬渕英俚可嬢ジェシカ役は、今後この舞台の再演や続編があっても、ぜひこの女優さんに同役をお任せしたいと思えるくらい、役にマッチした熱演でしたね(ホントに彼女はこの手の芯のある才女を演じさせたら光るモノがある女優さんだよなー⇒実は昼ドラマニアの自分)

 その他、まだまだ拙い舞台演技ながらも、その初々しさでそれぞれの役を演じきった『ユリアン・ミンツ役』桑代貴明くんと、『フレデリカ・グリーンヒル役』はねゆりちゃんには、今後の精進と頑張りに期待したいところです

 逆に『俺のとは違うなぁ(笑)』と思ったのは、『オリビエ・ポプラン役』中川晃教くんと、『ワルター・フォン・シェーンコップ役』松井誠氏。残念ながら原作通りのイメージとは言い難いキャスティングでしたね
 中川くんポプラン役はキャラクター的にはなかなかいい味を出してはいるのですが、役を演じる中川くんのイメージに合わせたと思われる、独自解釈による新たなポプラン像として演出されている点が端々に見受けられ(あそこまで原作のポプランはチャラくはないと思う)
 松井氏シェーンコップは、松井氏の顔立ちが元々柔和で優しすぎる上に、本来は大衆演劇(時代劇)での演技を本業とされていると言うこともあり、見栄の切り方(演技)が正に大衆演劇(時代劇)のそれで、原作のシェーンコップとはだいぶイメージが違う印象を正直受けました(出来ればもっとワイルドで精悍なイメージの役者さんに演じて欲しかったなぁと(^_^;)

 舞台演出に関しては、一般的な舞台演出に加えて、宇宙での艦隊戦や戦闘機の空中戦に関してはスクリーンに投影したCG映像ですべて表現していました(流石にあの戦闘シーンを舞台上で表現するのは無理ですわな。ただ、スパルタニアンの戦闘シーンに於いて、スクリーンにCG映像を投影しつつ、舞台上で各パイロット役にドッグファイトをイメージさせる殺陣を演じさせると言う演出は、個人的には上手いなと思いました)

 逆に『これはいらないんじゃないの?』と言う演出もいくつかあり、舞台の合間合間に何回か入る、恐らく間をもたせるためのダンスシーンは正直ホントにいる演出なのか?と思わずにはいられませんでした。特に劇中冒頭の意味不明のラップ&ダンスシーンには、『えっ?何コレ』と一瞬ポカーン(・◇・)?とさせられました
 あと何の説明もなく、急に回想シーンの演技に切り替わる点も、観劇している側としてはちと分かりづらかったですね(その辺を察してやるのが、舞台観劇というものなのかも知れんが・・・)

 とは言え、二時間半と言う限られた時間の中で、『アスターテ会戦~イゼルローン要塞攻略戦~帝国領侵攻前夜』までを見事に描ききった点は評価すべきだと思います。『コイツは酷いなぁ』と思わず言いたくなるようなクソ演出もなかったしね

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 『銀河英雄伝説』と言う作品の内容をまったく知らないと言う人には勧められませんが、『銀河英雄伝説』に関する予備知識があり、尚且つ自由惑星同盟軍(と言うかヤン・ファミリー)贔屓の方は、一度話のネタに観に行っても損はないんじゃないでしょうかね?(S席9000円、SS席10000円は正直ちと高いような気もするけど・・・)

【追伸】
 因みにこの日の上演では、ヤン役河村隆一氏一回、ユリアン役桑代貴明くん二回、台詞を噛んでいましたね(笑)。あと映像出演のみではありますが、イゼルローン要塞での通信シーンに於いて『オベオベ』こと『オーベルシュタイン』ゲスト出演していました

『銀河英雄伝説 第二章/自由惑星同盟編』観劇レポート 河村隆一、大役のプレッシャーに耐えてよく頑張った!感動したっ!! 舞台での演技が光っていた、ジェシカ・エドワーズ役の馬渕英俚可 俺のとは違うなぁ S席9000円、SS席10000円は高いか安いか?

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最終更新日2018-07-08
Posted byばんぱく

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