『シマノも昔はこういう独自路線?のソルトウォーターゲーム用ロッドを出していた時代もあったのだよ』

『シマノ/GAME TYPE-S S83VS』
当時のシマノに於ける、シーバスロッドの



で、何故このシーバスロッドを購入する気になったかというと、昨今流行りのティップは柔らかく、バットは比較的硬めの設定という、主流のシーバスロッドと違い、使用するメインルアーを敢えて『バイブレーション』に限定し、性能を著しく特化させた特異なコンセプトを持つ、全体的にシャキッと硬めに仕上げられたパワー重視の所謂ガチガチ系シーバスロッドだったからです。その性能を一言で言い表すならば、正に『


全長は何故か8.3フィートとやや半端なオカッパリゲーム用シーバスロッドとしては、長からず短からずの取り回しの良いレングス設定、一番特徴的なのは現在では『ロッドの軽量化&ロッドを曲げた際のベンドカーブへの影響』と言う理由で、特にスピニングロッドに於いては『バットガイド』以外には殆ど使われなくなった『ダブルフットガイド』を『トップガイド』を除く残りのガイド(計8個)にすべて採用していること。もっともPEライン全盛の現在では、この『ダブルフットガイドフレーム』が要らぬライントラブルを招く可能性もなきにしもあらずですが、これだけブランクスへのガイド取り付けがしっかりしていると、何等かの理由で『ガイドフレーム部分』が折れて、ガイドが飛ぶと言ったアクシデントが起こる確率はかなり低いでしょうなぁ

そしてキャストウェイト上限はこの長さのシーバスロッドにしては重めの40グラム。


ロッド自体の自重は先に述べた理由により、昨今のある意味軽さを突き詰めた設計のシーバスロッドに比べると結構重いです(-.-;)。但し、皆さん既にご存じの通り、ロッドは単純に軽ければいいというモノでもないので、使うスピニングリールとの組み合わせにより、持ち重り感を軽減することは可能です

どちらかというと一般的なバイブレーションよりもソルトウォーターゲームで使うようなヘビーバイブレーション寄りのキャストウェイト設定のため、10グラム以下のルアーを扱うにはあまり向いていませんが(キャストウェイト下限が14グラムとかなり重めに設定されているため、軽いルアーだとあまり


然しこのEVAグリップ部分に施されたまるで

シマノも昔はこういう独自路線?のソルトウォーターゲーム用ロッドを出していた時代もあったのだよ GAME TYPE-S S83VS シマノ バイブレーション使用に特化したシーバスロッド 剛竿(ごうかん)
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