『飛び飛びレッドフィン?』

ばんぱく

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先日、近所のTB税込み158円という激安価格で入手した『コットンコーデル/レッドフィン』

    TBTBRF3

 古くは『元祖シーバス釣れ釣れフローティングミノープラグ』として、近年バスフィッシングの世界では、優秀な『ウェイクベイト』の一つとして、有名なルアーですが致命的な欠点が一つ

 それは・・・ルアーアクション遊泳時の引き波を重視するが故に、3つ極小ラトル以外のウェイト?を一切ボディ内部に積んでいないため、飛距離が殆ど出ないこと(;・∀・)

 もっとも大きいサイズレッドフィンはそれほど問題視することもないのですが、このサイズレッドフィン(実測105ミリともなると、正直スピニングタックルでも飛距離を出すのは厳しいほど。ウェイトを積んでないことに加えて、大きな空気抵抗を生み出す、このリップ形状ですからねー(;´∀`)・・・イタイナァ・・・

 そこでルアーアクションが多少ダルくはなるものの、いつも飛ばない『固定重心ルアー』に施している、『飛び飛び?チューン』をコイツにも施してみることにしました

    TBTBRF1

 今回用意したのは、少しでもウェイトを稼ぐためにチョイスした、比較的太め?のワイヤーが採用されている『がまかつ/トレブル19#5』×3本

    TBTBRF2

 このフックシャンク部分以下の画像のような感じで、太さ1ミリ『糸オモリ(今はオサレに『チューニングシンカー』と呼ぶらしい)』をしっかりと巻き付けます

    TBTBRF4

 このままでも一応問題なく使えるのですが、実際に魚を掛けると、意外と簡単にフックに巻き付けた『糸オモリ』が取れてしまうことがあるので、『糸オモリ』の上から『ブラシタイプ瞬間接着剤(多目的・多用途タイプ)』を塗って、『糸オモリ』の表面をコーティングし、かつフックシャンク部分にガッチリと固定してしまいます(コレにより、巻き付けた『糸オモリ』海水で簡単に腐食するのを防ぐ効果もあります)

 これでとりあえず完成なんですが、アピール効果を狙って、巻いた『糸オモリ』自動車塗装用塗料などで塗装を施すこともありますかね

で、コイツを強度的信頼性がある『ステンレス製平打ちワイヤー#2』を使ってルアーに接続して、ようやく完成~

    TBTBRF5

 ノーマル仕様と比較すると断然飛距離が延び(当社比2~3割増)、使い勝手がかなり良くなりますよ~。板オモリなどをボディに直接貼り付ける方法と違って、直ぐにノーマル仕様に戻せるのも、利点と言えば利点ですかねー(笑)

 因みに自分は飛ばないことで有名な『ラパラ/Fシリーズ(オリジナルフローター)』にも同様のチューンを施して、オカッパリボートゲームで普通に使っています

ライトタックル&PE系ラインとの組み合わせなら、想像以上に飛距離を稼ぐことが可能です

 ただ・・・レッドフィン『3フック仕様』故に、どうしてもフロントフック2本が互いに絡みがちなので、思い切って『極太トレブルフック#4×2』の仕様にするのもアリですな

飛び飛びレッドフィン? レッドフィン コットンコーデル 飛び飛び?チューン がまかつ/トレブル19 チューニングシンカー ブラシタイプ瞬間接着剤(多目的・多用途タイプ)

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最終更新日-0001-11-30
Posted byばんぱく

Comments 8

There are no comments yet.
マーシャル  
No title

泳ぎ方が変わったりしないんですか??

2011/09/30 (Fri) 04:14 | EDIT | REPLY |   
ばんぱく  

マーシャルさん、お元気様です。コメントありがとうございます

記事中にも書きましたが、多少泳ぎはダルくはなりますがこの程度で極端に泳ぎが変わるほど、アメリカンルアーは柔ではありません。これがバランス設定がシビアな国産ルアーだとそうはいかないところですが(^_^;)
キャパシティの大きい舶来ルアーだからこそ、行えるチューンとも言えますね

2011/09/30 (Fri) 07:19 | EDIT | REPLY |   
しんぱく  
No title

結構大物ハンターだったとも聞くレッドフィン、距離を稼げるならまだまだ使い道はありそうですね。
確か、持ってたと思うので探してみます。

2011/09/30 (Fri) 07:39 | EDIT | REPLY |   
FJ  
No title

たぶん、僕は使ったことないんです。
気になってはいますが、飛距離の話は聞いていたので、なかなか・・・
でも158円なら買いですね(笑)

2011/09/30 (Fri) 18:13 | EDIT | REPLY |   
ばんぱく  

しんぱくさん、お元気様です。コメントありがとうございます

『昔は』ではなく、『今でも』バリバリの現役のランカーハンター的なルアーですよ
自分の過去のシーバス釣行記を見てもらうと分かると思いますが
東京湾のボートシーバスゲームに於いて
コイツのジョイントタイプだけで少なくとも一晩で
10本以上のシーバスを水揚げした実績があります

2011/09/30 (Fri) 23:55 | EDIT | REPLY |   
ばんぱく  

FJさん、お元気様です。コメントありがとうございます

FJさんにはぜひ、これの最大サイズを使ってほしいですね(笑)
何しろアマゾンの巨大魚を相手にできる
ポテンシャルを秘めた優秀なルアーなので
因みに自分はコイツのジョイントタイプ(13センチ)を
躊躇なくボートシーバスゲームで投入してます
釣れるんだなー、コレが

2011/09/30 (Fri) 23:59 | EDIT | REPLY |   
カワウソ  
No title

これ昔、西山徹氏の本に「ロングA」・「ラパラCD」・「シーバスハンター」と共に載っていた記憶があります。
でも、近所には未だに売っていなくて使った事は無いです。
なんとなく「ロングA」のようなルアーなのかな?
本県はある程度飛距離が出ないと勝負にならないので普及しなかったのかもしれませんね。

でも、こういうアメリカンルアーは浮力が強くてスローリトリーブでは何だか釣れそうな動きなんですよね。
(ちなみに僕は未だに洋物ルアーで釣った事無いんですよ)

2011/10/01 (Sat) 02:08 | EDIT | REPLY |   
ばんぱく  

>カワウソさん

元祖サブサーフェス系に当たるルアーと言っていいんじゃないでしょうか?ロングAは何だかんだ言っても結構深く潜りますから、その点でレッドフィンとは大きく違いますね

この空気抵抗が大きいデザインでウェイトなしですから、ほんとに飛距離は哀しくなるくらい出ません。なので飛距離がどうしても必要なポイントでは、必然的に出番なしになってしまうのは仕方がないかと…

その分、シーバスに対するアクションの有効性は折り紙つきですよ

2011/10/01 (Sat) 07:23 | EDIT | REPLY |   

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