『パブリックルアーズ⇒ガイア/エリア10』
それとは別に、地元の『ルアーフィッシングショップ・POPEYE(ポパイ)』が今月一杯で閉店することになったようで。開店してから多分十年も経っていないと思うのですが、どちらかというとバスフィッシング用品メインのお店だったので、よほど最近の経営状況が思わしくなかったんでしょうね(釣り人口の減少も影響しているのは、間違いないでしょう)
現在、閉店セールにつき、全製品20~60%OFFなので、興味のある方は行ってみては如何でしょうか?意外な掘り出し物が眠っているかも知れませんよ
さて、今回紹介するのは『激安激釣ルアー第二段』
『パブリックルアーズ⇒ガイア/エリア10』
シーバスフィッシングの世界では、非常に有名なチープルアーですね
因みに自分の所有しているモノは、『旧パブリックルアーズ』時代のモノ
たしか『パブリックルアーズ』って、途中で『ガイア』に社名変更したものの、その後お家騒動?が起きて、結局『パブリックルアーズ』と『ガイア』の二つに分裂
で、『パブリックルアーズ』のモノは、2フック仕様にモデルチェンジし、『ソルテックス100 M:Ⅱ』という名称で販売
一方『ガイア』では、従来通りの仕様で『エリア10』という名称で、販売を継続する形に至ったようです
おそらく多くのシーバスアングラーの認識としては、『アイマ/コモモ』のダウンサイジング版というか、『廉価版パクリルアー』という認識だと思うのですが(※厳密に言うと異なる部分も多い)、その釣果は本家を上回るものがあり、典型的な『シャローエリア攻略用サブサーフェスリップレスミノー』です
サイズバリエーションとして、現在では『エリア7』『エリア125』『エリア16』が存在します
ボディ内部に銀玉鉄砲の弾のような小さなウェイトを搭載した『重心移動システム』を内蔵しており、スリムなボディ形状も手伝ってか、思ったよりは良く飛び、必要最低限な飛距離を稼ぐことができます
『ワイヤースルー構造』なので、万が一ボディが破損しても魚を取り込むことが可能。おそらく低重心位置に配置されたこの貫通ワイヤーが、一種のバランサーウェイトの役目も果たしているのでしょう
現行モデルは、信頼性の高いカルティバフック#8を標準装備していますが、一昔前は怖ろしくチープな刺さりの悪いナマクラ安物フックが付けられていたため、旧モデルを購入する際はフック交換が必要不可欠です(因みにフックサイズを上げると水中に沈む&動きが悪くなるため、本来の動きを重視するのであれば、デフォルトと同じ#8フックを3つ取り付けるか、フロントとリアに#6フックをセッティングする形になります(画像の2フック仕様のモノは、バラシ対策として、フロント~センターアイ部分を自分で『オリジナル半遊動フック仕様』に改造してあります))
あと激安ルアーに有りがちな話なのですが、表面コーティングが非常に甘いので、再コーティングをオススメします(自分は『一液性ウレタンフロア』『ビニローゼ』を使って、再コーティングを施しています)
基本的な使い方は『デッドスローのタダ巻き』なのですが、『バチ抜けシーズン』には、キャストした後、わざと内蔵ウェイトをケツに位置させたままの状態で、超デッドスローで引いてくるのが有効
中にはフックサイズを変えることで、浮き姿勢を直立気味に調整し、『バチ抜け』に特化させて使っている人もいるようです
とにかく値段が安い割には、いい仕事をしてくれるので、シーバス初心者さんからベテランさんにも、オススメできるルアーです
エリア10 ガイア パブリックルアーズ 激安激釣ルアー第二段
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